目指したのは「らしくない歯医者さん」。こどもにとって歯医者さんは、怖い・痛いなどのマイナスイメージが強いもの。訪れたみなさまが、少しでも気持ちをリラックスできるように建物も木をふんだんに使用しています。
待合室全体がキッズスペースとして自由に遊ぶことができるのも大きな特徴です。ムクの床板は肌触りもよく、冬はほんのり温かで夏はさらりと涼やか。院内にスリッパを置いていないのも、木の質感を楽しんでほしい、という思いを込めたものです。当院の受付スタッフは保育士の有資格者。こどもたちの様子にも注意しているので、淹れたてコーヒーを楽しめるカウンター席で、待ち時間にほっと一息ついてはいかがでしょう?
待合室と診療室のドアも開けっ放し。こどもも保護者も自由に出入りできます。治療ユニットもワンフロアに並べ、間仕切りはありません。周りが見える開放的なレイアウトなので、こどもたちの不安も軽くなるようです。兄弟姉妹での診療時や保護者の方に治療の説明を行なうときなどにも、オープンな診療室が役立っています。
歯科医をはじめ、スタッフ全員のユニホームがエプロンというのもポイント。こどもに親しみやすい服装や話し方などでの診療・対応をモットーにしています。